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2008年03月30日

◆テキストとシナリオの違い

どうもこんばんはー。七海です。
前回、紗夢禄が塗り師の話をしていたんで、
それじゃあ今回は、シナリオライティングのお話でも書こうと思います。

えーと、まずは日記のタイトルでもある『テキストとシナリオの違い』。
mixiの日記でも拝見したんですが、テキストとシナリオの違いが分からず、
アンケートに答えづらいという意見がありました。
というわけで、まずはこの辺から。

平たく言うと、シナリオは『脚本』であり、テキストは『文章』です。
漫画風に言えば、原作と絵。
デスノートで例えるなら、大場つぐみと小畑健ですね。

そんなシナリオとテキストの関係なのですが、
ABYSSにおいては、シナリオは全て櫻龍が、
そしてテキストはメインとして私こと七海が書いています。
つまり、僕の役職は正確に言えば、シナリオ担当じゃなくてテキスト担当なのですねw
(もちろん、櫻龍から上がってきたシナリオに意見はしますが)

じゃあ、どうして七海はシナリオ担当って名乗るんだろう? と思われる方もいるでしょう。
その疑問に対しては、『役職を理解しやすいから』という言葉に尽きるかな、と。
というのも、現在、同人・商業を問わず、ゲームのライターをやっている方は、
一様にして『シナリオライター』と表記されているからですね。
そんなわけで、僕も対外的には、『シナリオライター』を名乗っているというわけです。


さて、話を戻して、テキストに関するお話を。

書く時に気をつけていることとかは、以前に言った気がするので、
今回はテキストライターの立ち位置みたいなのをちょいと書きます。

テキストライターは、シナリオの作成したプロットを、
ひたすらに文章として出力するのがお仕事です。
それ以外にもリライトなんかもしますが、基本的にはそんな感じですね。

で、テキストを書くに当たって、必要な情報を全てシナリオから吸い上げます。
プロット(物語の設計図)はもちろん、キャラの設定から舞台設定など、全部ですね。
その中で足りないものがあれば、ウチの場合は櫻龍に聞いたり注文をしたり、
時には僕自身が設定を作ったりして書いています(各キャラの口調とかはそうです)。
シナリオ関係の工程の中で言えば、中頃ですね。

ちなみに、『テキスト担当は、シナリオ担当にとって(悪い意味で)便利な存在なの?』
という誤解があるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
シナリオにできないことをやっている、という誇りを持って仕事をしています。
『僕のテキストだからこそABYSSがある』と思ってやっています。

極端な話で言えば、設定だけで萌えるということはできませぬ。
黒塚幽という人物がいて、○○○や×××という設定があっても、
それだけでは幽にあんなに票は入らなかったでしょう。
幽に票が入ったのは、晶との変なノリと、ニシサクの原画、
紗夢禄の塗り、そしてMRYの演出があったからだと思っています。
まあ、つまりはそういうことですねw

どの担当でも、ABYSSには必要不可欠なものだと思っています。
で、その中でたまたま、僕が文章書くスキルがあったから、テキストを書いてるだけです。
各自で役職は決まってますが、工程の上流下流に関係なく、
それぞれが対等・かつ敬意を持って接してる感じですねー。

テキストライターの立ち位置については以上です。
あ、ちなみに、ABYSSにおいての僕の立場がテキストというだけです。
今後、もしも祭りで何かを出す時があれば、僕がシナリオを作るかも?
ま、その場合はスタッフ全員の意見を取り入れながらでしょうけどね。


青春あり、苦労もあり、喜びもありの同人生活、皆さんもいかがでしょうか?w
そんなこんなの、中の人のお話でした。

次回の日記は誰だろう……?

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